骨盤ベルトをつけると血流が悪くなる！？

骨盤ベルトをつけると血流が悪くなる！？

骨盤ベルトを付けて血流が悪くなっている方が、実際に多くいらっしゃいます。 正しい骨盤ベルトの付け方をはじめ、どうしたら血流を悪くせず、「いいとこどり」で骨盤ベルトを利用できるのかを解説したいと思います。

１骨盤ベルトをつけると血流が悪くなる！？

1-1正しく骨盤ベルトを付けないと血流は悪くなる

昨今では、骨盤ベルトは色々な種類がありますので一概に「これさえすればいい」というものはありませんが、血流が悪くなってしまっている人の共通項は、「強く締めすぎている」だと思います。

「強く締めれば締めるほど痩せるはず！」と勘違いしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？

強く締めすぎてしまうと、当然血流は悪くなってしまいます。

なぜかというと・・・

指に輪ゴムをぐるぐるに巻いて小さい頃遊んだ事のある方はイメージがわきやすいと思うのですが、、、

しばらくすると、、、

指が冷たくなってしまいます。

血流が悪くなると、代謝はもちろんすべての機能が正常に働く事が出来なくなってしまいますので、血流を悪くしてしまうことはむしろマイナスに作用してしまうことになりかねません。

では、なぜ、骨盤ベルトを巻くのでしょうか？

それは、「出産時」に開いてしまった骨盤や、「生理の時期」に骨盤（の下側）が広がり気味になるため、広がりすぎてしまった骨盤を元に戻すことで血流を良くするためなのです！

ですので、もし骨盤ベルトを強く巻きすぎて骨盤は元に戻るようにみえても、一番の目的である大事な血流を悪くしてしまっては元も子もないということになります。

大切ですのでもう一度書きますが、、

目的は、血流を良くすることなのです。

1-2 健康的に痩せるためには、血流を良くすることが大事

つまり、健康的に痩せるためには、骨盤ベルトを正しい位置で、適度な力で巻いて血流を最高の状態にしてあげることが何よりも大切なのです。

そのために、とても必要なことは、繰り返しますが骨盤ベルトを「巻く位置」と「巻く強さ」です。

「巻く位置」については、骨盤ベルトの「形状」や「幅の太さ」や「目的」によって変わってきますので、一概には言えませんが、もし妊娠中や産後などで広がりすぎてしまった骨盤を戻すためという目的であれば、骨盤ベルトは骨盤の下側に巻く必要があります。

骨盤と正しい骨盤ベルトの位置の図（骨盤の下側に）

この位置（グレーの部分）に正しく骨盤ベルトを「適度な強さ」で巻くことで、骨盤を正しく戻してあげられると、骨盤内の血流がよくなってきます。

すると全身の血流始め、リンパの流れもよくなってくるのですね。

実験してわかったことですが、骨盤ベルトを強く巻いた場合（目安として、骨盤ベルトを巻かれている人がきついと感じる強さ）血圧が上がりますが、骨盤ベルトを心地よく巻いた場合は、少し下がります。

ということは、心地よく骨盤ベルトを巻くことで、体の中の循環が良くなっていると判断できます。

どれくらいの強さがベストか？というと、これはもう間違いなく「心地の良い強さ」です。

この「心地良い」または「気持ちの良い」強さは、人によって差がありますが、多くの方が思っている以上に「かなり弱い強さ」です。

骨盤を広がりすぎないように、やさしく保護してあげるというイメージが最も効果が出やすい巻き方です。

1-3 骨盤ベルトは、血流を良くするために付けるのが本物！

これまで述べてきたように、目的は、広がりすぎてしまった骨盤をそれ以上広がらないように保護してあげて、骨盤内の血流を良くすることです。

そうすることで、すべての循環が良くなります。

正しい位置、正しい強さで骨盤ベルトを巻くことができると、血流がよくなると同時にリンパの流れも良くなりますので、特に下半身のむくみがとれやすくなるという現象がでてきます。

これは↑骨盤ベルトが正しく巻けているかのわかりやすい判断基準の一つですので、頭の隅に入れておけると便利です。

ですので、「妊娠中は骨盤ベルトを巻かない方がいい！？」、「産後は骨盤ベルトを巻かない方がいい！？」という議論は不要で、正しい位置に正しい強さで巻けば、妊娠中でも、産後でも血流が良くなりますから、「とにかく巻くことが大切」というより、血流が良くなりやすいタイプの骨盤ベルトを正しい位置で正しい強さで巻いていただけると良いです。

お身体の感覚が敏感な方は、少しでも血流が良くなると「気持ちいい~」と感じる事ができますので、少しの変化を感じられるタイプの方の場合は、「気持ちいい」か「気持ち良くない」かで判断できると間違いがないと思います。

まとめますと、

心地よく、体が気持ちがよいな~と感じられる事をすると、血流が良くなって健康にもいいですし、ダイエットされたい人にとっても良いですよ~ということです。

何事も適度に行うことがポイントですね！

適度ではなくて、無理があると、そもそも続けられませんしね！
参考にしてみてくださいね。

２血流が悪くなりにくく長時間付け続けられるオススメ骨盤ベルト

ここでは、独断と偏見ではありますが、血流が悪くなりやすいタイプの骨盤ベルトと、血流が良くなりやすいタイプの骨盤ベルトの見分け方のポイントについて解説します。

ただ、あくまでも「傾向」ですので、どの骨盤ベルトであっても、正しく心地よく使えるのであれば、ある程度の効果は見込めるのではないかと思います。

付けていて、「我慢しないといけない」ものは避けられるとよさそう、ということだけは、はっきりしていると思います。

2-1すべてが完全ゴム素材ではないもの

ゴム素材100％のものは、長時間付け続けるのには不向きといえます。

かというと、ゴム素材100％がダメか？というとそうでもありません。

緊急で、腰痛がでて、しっかり骨盤を固定し、痛みの部分を圧迫することで痛みが軽減することが多々あります。

それは血管を圧迫することで、痛み物質や、老廃物を流す目的があるからです。
緊急の痛みを軽減するものとしては、とても使用しやすいですし便利な物の一つです。

ゴム性のホースから水がでていることを想像してみてください。

ゴム性のホースを指でつまむと、水が勢いよく流れますよね？

圧迫することで、痛み物質や老廃物を勢いよく流す目的があるのですね。

ですが、長時間付け続けることはオススメできません。

老廃物や痛み物質を流し、痛みが引いてきたら、ゆったりと負荷をかけずに流してあげることが大切です。

つまり、本来の自然の状態に戻してあげます。

「圧迫」は、一時的な緊急対策と考えていただけると分かりやすいと思います。

2-2座ったときに血流が阻害されにくいもの

立っている状態だと血流が悪くならなくても、座ったとき骨盤ベルトがきつく感じる事はありませんか？

全然伸びない素材だと、座ったときに、きつくなってしまい、血流が悪くなってしまう可能性があります。

ほとんど伸びない素材でも、ゆるーく付けていた場合は、座ったときでもそれほど「きつく」感じないものもありますので、すでにそういった素材の骨盤ベルトをお持ちの場合は、巻く強さをうまく調整できるとよいと思います。

2-3 違和感が出にくいもの

違和感が出ないという要素はとても大切です。

「心地よさ」の一つの目安になるからですね。

「付けているか付けていないかわからない」くらいのフィット感と違和感のでないものが理想です。

血流が全開になると思います！
「がんばってつける」というより気持ちよいので付けたくて付けるというのが理想です。

2-4 通気性が良いもの

通気性のよいものをオススメします。

通気性がよくないと、結局心地の悪さにつながってしまうからですね。

血流には直接関係しない部分だとは思いますが、付け続けられない心地の悪さがあると結局外してしまって衣装ケースやタンスにしまわれる運命に 笑 なってしまいます。

2-5ずれにくいもの

骨盤ベルトがずれてしまうという方も多いのではないかと思います。

多くの場合は、付ける位置と付けている面と接する素材を工夫することで、解決できるかと思いますので、工夫してみる価値ありです。

完全にずれなくするためにゴム素材を多用すると、その分劣化が早くなってしまい長い期間使えるものでなくなる可能性が高いですので、できるかぎりゴム素材を使わず、ずれにくい工夫がされているものが望ましいです。

（※ゴム素材はどのように工夫しても長期間使っているとどうしても劣化してしまいがちです）

2-6匂いがでずらくかゆくなりにくいもの

骨盤ベルトをずっと心地よくつけていると匂いがでてきたり痒くなってしまうという現象があります。

これは菌が増えてしまうからですね。

替えのベルトをもって、こまめに洗濯するようにするか、菌が減っていくような素材を採用しているものを選べると替え無しでも大丈夫です。

2-7フィットするもの

何よりあなた様の体にフィットするということが大切です。

フィット＝心地よさにつながるからです。

できれば使い始めは少し固く、徐々になじんでいく素材であるとベストです。

使えば使うほどあなた様の体にフィットする素材、そんな素材が現代ではあるのですね。

2-8フリーサイズ

血流を良くするという意味ではあまり直接関係ないですが、もし骨盤ベルトを使って血流が良くなって、痩せたとき、さらに痩せたくてもフリーサイズではない場合は、骨盤ベルトを買い換えなくてはいけませんので、フリーサイズであるとコスト削減できて費用対効果が高くなります。

2-9長く使える物

長く使えないと、これまた買い換えなくてはいけませんので最低1年以上できれば２年以上まったく問題なく使えるものである事が理想です。

2-10まとめ

これらすべてを満たす骨盤ベルトは、手前味噌ではありますが、当院8年越し開発の下半身美人ベルトです。
すべての条件を満たすように製作したからですね。。

本当は、他の骨盤ベルトもすべて調査したいところですが、すべてのベルトを調査実験することは難しく。。
ただ３０種類ほどはすでに調査済みです。

もし、上記条件を下半身美人ベルト以外で満たす物があれば、販売停止したいと考えています。それほどこだわって作ってみました。

詳しくはこちらでご覧いただけます

もし、あなた様が現時点で骨盤ベルトをお持ちの場合は、今もっていらっしゃる骨盤ベルトで「心地よく」、「正しい位置」で巻けるかどうかをぜひ試してみてくださいね。

（※まず使用説明書をよく読まれることをおすすめします）

この記事があなた様のお役に立てましたら何より嬉しいです。

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