【妊婦さんのお尻の痛み】原因と改善方法-専門家が解説
2026-05-18
※同じようなことでお悩みの方が、一人でも多く助かったり、お喜び頂けたらという想いでお役立ち情報を公開させていただくことに致しました。ご参考になさってくださいませ。
ライタープロフィール:
「ながおか」先生(女性) 【豊洲サロン】担当
京都府京都市 出身(株式会社 バランス工房 代表取締役社長)
監修:鍼灸師 産後骨盤矯正&マタニティ整体師 延25万人施術 バランス工房グループ創業者 岡林秀和
<目次>
この記事を書いている私は株式会社バランス工房代表取締役 兼 現役セラピスト永岡由美です。
私がお客様の施術をさせて頂いている中で最も多いお悩みが“お尻が痛い”です。
日常生活に支障が出る程のお尻の激痛です。本当に辛そうなので詳しくご説明致します。
1.なぜ?私だけこんなにお尻が痛いの??
1-1 周囲に分かってもらえないお尻の痛み
お尻が痛い妊婦さんの最初に出る言葉が「どうして私だけこんなに痛くなるのでしょう~」と、
私たちセラピストはお尻の痛い妊婦さんはたくさん知っていますが、その方にとっては誰にも分かってもらえない痛みなので不安で仕方ないのです。
ご主人様やお母様、ご友人で妊婦の方達に説明しても全く理解してもらえないというのが
孤独を感じて悲しくなります。お尻が痛いせいで動作が不自由になり時には苛立ちを感じ
ご主人様に八つ当たりする事もあるようです。
1-2
お尻の痛みの原因1
私たちセラピストはこのようなお尻が痛い妊婦さんはたくさん診させていただいておりますが、ハッキリとした原因は不明です。
日常生活やお仕事環境をお聞きして施術の見立てをします。
時には2~3時間かけて施術をして特定の筋肉を発見する事もあります。
①急激な冷え性が引き起こす血行不良による筋肉の硬結
②偏った姿勢での筋肉の使い方(座りっぱなしなど)
③元々の筋肉の質や筋肉量
その他様々な痛みの引き金になる要因がありますが、
分かりやすいお客様の例を1つあげたいと思います。
10月下旬は朝晩がとても冷え込み肌寒く感じる季節ですが、暖房を入れるのにはまだ早いかなぁーと思いながら寒さを我慢してお過ごしになる方少なくないと思います。
ある日
お尻の激痛で動けない(寝たきり)という緊急を要するお客様からのご依頼で施術に伺いました。
ご主人様がお部屋にご案内して下さいましたが、まずお部屋に入って私が感じた事は「寒っ!」でした。
ご主人様はお部屋の中でダウン著用、奥様はパジャマ1枚に素足でした。
施術はもちろんですがその前に暖房を入れて頂き使い捨てカイロを身体中に貼っていただくようにお伝えしました。(暖かくなってから施術はしっかりさせていただきましたよ)
3日後にお伺いした時にはスタスタと問題なく歩いていらっしゃいました(^◇^;)
こちらのおきゃ様の痛みの原因は〝身体の冷え〟だったと推測します。
後からお話しを聞くとお部屋が寒いのは自覚されていたようですが、「まだいける、この寒さだとまだ我慢できる」と思って頑張っていたそうです。
声を大にして言います、お部屋の温度は重要です。真冬は最低でも23℃にしてお過ごし頂きたいです。
ちなみに我が家の真冬の室温は半袖・短パンで過ごせます(^◇^;)
※こちらのパターンは①の要因が考えられるかもしれません。

1-3 お尻の痛みの原因2
妊娠すると徐々にお腹が大きくなってきます。
日々赤ちゃんの成長を一緒に実感でき幸せを感じる一方で身体に変化が現れてきます。
大きな重いお腹を支える為に骨盤が前に傾く姿勢(前傾)、骨盤が後ろに傾く姿勢(後傾)になることで腰痛が酷くなる方もいらっしゃるようです。
骨盤が後ろに傾く姿勢(後傾)の例


特に後傾になる妊婦さんはお尻、太もも裏、ふくらはぎに筋肉の血行不良が起こり硬くなり(硬結という)筋肉の柔軟性がなくなり痛みの症状として、主にお尻がピンポイントで激痛になる場合もあるようです。
痛みの感覚や症状によって寝返りが出来なくなったり、歩行困難になってしまう場合もあります。
2.妊娠中お尻の痛みを感じ病院へ行った方の事例
2-1お尻の痛みの症状
妊娠初期あたりからお尻に違和感程度で始り「明日になれば治っている」と信じ様子を見ながら、気づけば妊娠後期になり症状が悪化、寝返りが辛い、長時間の歩行が難しい、
足を引きずらないと歩けなけなくなる…
などご家族が心配されて通院中の産婦人科で受診。
2-2産婦人科での受診例
産婦人科で「お尻が痛いです」と受診するも多くの産婦人科のドクターは『そんな人いっぱいいるから』『産んだら治るよ』『仕方ないよ、赤ちゃんがお腹にいるんだから』と鎮痛剤と冷湿布を処方されて帰される、というお話を聞きます。
積極的にアドバイスをくれるドクターもいらっしゃるかもしれませんが、大抵はこんな感じが多いとお聞きします。
ドクターはママと赤ちゃんの事は詳しくてもお腹が大きくなるにつれての身体の不調や痛みについては領域外というかエビデンスが無いのでしょうか、アドバイスは難しいかもしれません。
整形外科に行ったとしても、期待は薄いという事でした。
2-3お尻の痛み自分でできる対処法
痛みが悪化してからの対処法は難しいので、日々ご自身の身体と向き合ってお過ごしいただくと良いかもしれません。
何かしら痛みが始まるサインがあるはずです。
1-1でお伝えした違和感から始まるパターンや軽度の動作痛などいつもと違うと感じたら、まず安静にしてみて痛みが和らぐか?を観察してみましょう。
とにかく無理して動かないという事がポイントです。
3.お尻の痛み緩和の方法
3-1痛いお尻を冷やすor温める?
痛みが出ている患部を冷やしてみて気持ちが良くて痛みが落ち着くのか、患部を温めて気持ちが良くて痛みが落ち着くのか、というのを試してみてください。
患部が炎症を起こしている時は冷やすと心地良いと感じる事が多く、炎症後の筋肉の不調だと温めると心地良いと感じる事があります。
炎症が起こっている時は腫れたり、熱を持ったりしている事があるので炎症が落ち着くまで安静にされる事をおすすめします。
3-2お尻の痛みの症状が治まってきたら
3-3お尻の痛み予防対策
まず重要なのが、どの業者にするかは妊婦の方でも施術可能かという事を必ず最初に確認して予約をするようにしましょう。
・保険診療可能な整骨院…柔道整復師が常駐して電気治療やマッサージを施してくれます。
(但し、保険診療内だとマッサージ時間10分程度と短め)
・鍼灸院…鍼とお灸で治療してくれます。鍼治療は即効性があり直接筋肉にアプローチする事で硬結している筋肉を一瞬にして血流を良くする事が出来る画期的な施術です。
個人差はあるのですが、人によっては即効性はあるが、持続性にやや欠けるので短期間に数回受ける事になるかもしれません。
・上記以外で鍼治療が苦手、整体を試したい、動けなくなった方、近くに望ましい治療院が無い自宅にきて欲しいという場合は弊社のようなマタニティ・産後専門の施術者がいる出張サービスを行なっている整体マッサージや鍼灸のできる店鋪にご相談されると的確なアドバイスをいただけると思います。
整体は時間をかけてゆっくりと全身を指圧や押圧でほぐしていき身体のバランスや骨格を整える施術方法です。
これも個人差はありますが、施術後直ぐに症状が緩和される場合や施術後2~3日後に痛みが緩和されていくパターンがあったりと若干即効性に期待は薄いかもしれませんが急に症状が落ち着くという傾向もあります。
最後に
いずれの場合でもご自身に最適なお店(方法)を選びマタニティライフを笑顔で楽しくお過ごし頂ける方法を見つけて頂きたいです 。
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