「産後 赤ちゃんが泣き止むだっこ 3つのポイント」に加えて
「赤ちゃんが喜びお母さんも楽な赤ちゃんの抱き上げ方法」
「授乳後、赤ちゃんが泣きださない降ろし方 3つのコツ」を追加しました。2018/01/10
産後 赤ちゃんが泣き止むだっこ 3つのポイント
産後に赤ちゃんが泣き止まず、産後、精神的に辛くなってるママさんもいらっしゃいます。
そこで、赤ちゃんが泣き止む抱っこの方法について、普段たくさん抱っこする専門家の立場から3つのポイントを書かせていただきますね。
簡単なコツを押さえるだけで、産後24時間育児が、少しでも楽になるはずですよ。
参考にしてみてくださいね。
<目次>
産後 赤ちゃんが泣き止むだっこ 3つのポイント
1.まん丸抱っこ
2.赤ちゃんの手が出ないように
3.身体と密着させる 8の字運動
赤ちゃんが喜びお母さんも楽な赤ちゃんの抱き上げ方法
1.床に赤ちゃんが寝転んでいる場合
2.ある程度の高さに赤ちゃんが寝転んでいる場合
授乳後、赤ちゃんが泣きださない降ろし方 3つのコツ
1.とにかくゆっくり
2.タオルにくるんで接触面を多く
3.密着&赤ちゃんの背骨をC字に
赤ちゃんが気持ちが良いのは、まん丸抱っこ(1つ目)
赤ちゃんが気持ちが良い姿勢は、「まん丸(まんまる)抱っこ」と言って背中が丸まっている姿勢です。
赤ちゃんが一番落ち着いて、泣きやみやすい姿勢は、赤ちゃんがお腹の中にいるときの姿勢です。
この背中がまん丸の姿勢を、生まれたあともしてあげることで、赤ちゃんの血流がよくなる(酸素飽和度が高くなる)
ということがわかっています。
大人と赤ちゃんでは、楽な姿勢が違う。
抱っこをするときの一つ目のポイントは、背中をまん丸(お腹の中にいるときの状態に)にしてあげること。
赤ちゃんの手が出ないように。(2つ目)
抱っこをしたとき、背中をまん丸になるよう↓
引用:キョウコプロポーション様 http://kyokopro.net/?p=3726
画像のように↑ できると一番いいのですが、そのときにお母さんの胸側(お母さんの腕側ではなく)の赤ちゃんの腕がだらーんと、 下に落ちている抱っこの仕方をみることがあります。
この姿勢も赤ちゃんにとっては、赤ちゃんの「胸が開く」形になって、苦しくなってしまう姿勢の一つですので、気をつけたいポイントの一つです(^o^)
身体と密着させる 8の字運動(3つ目)
お母さんと触れている面積が多いほど赤ちゃんは安心します。
お母さんに抱っこの仕方をお伝えしていると、すぐにできるママさんと、なかなかうまくできないママさんがいらっしゃいます。
そのためにどうしたらよいか?といろいろ試行錯誤しましたが、何が違うのか?はっきりと、わかりました。
それは・・・
腕の形?
慣れ?
赤ちゃんの大きさ?
↑ではなく、お母さんの「腕の使い方」でした。
「手首」と「肘のある関節」の動かし方を練習すると見事に、
赤ちゃんが腕の中に「ピタッとはまる」抱っこの仕方になります。
どうやって練習すればいいか?というと、それは・・・
ヌンチャクを片手で持って,8の字に振り回すような運動です。(手首と肘の関節が、たくさん動きます)
または、バトンを片手で持って、8の字に振り回すような運動。(手首と肘の関節が、たくさん動きます)
これをスムーズにできるようにすると、非常に上手に赤ちゃんが落ち着いて、泣きやむ抱っこができるようになります。
本当に驚くほど変わってきますから、ぜひ!試してみてくださいね。
産後 【赤ちゃんが泣き止むだっこ】 3つのポイント
1.赤ちゃんが気持ちが良いのは、まん丸抱っこ(1つ目)
2.赤ちゃんの手が出ないように。(2つ目)
3.身体と密着させる 8の字運動(3つ目)
赤ちゃんが喜びお母さんも楽な赤ちゃんの抱き上げ方法
赤ちゃんが喜んで、お母さんも楽な赤ちゃんの抱き上げ方には、コツがあります。
上手な抱き上げ方を自然に学べるママさんもいれば、なぜか、「何度やってもうまくできない!」というママさんもいらっしゃいます。
多くの場合は、助産師や、病院の看護師さんが抱き上げているのを見て、真似て学ぶわけですが、それをあえて言葉に出来る範囲で書いてみたいと思います。
床に赤ちゃんが寝転んでいる場合
床に赤ちゃんが寝転んでいる場合、一番のポイントは・・・
股を開くです。
お母さんも、腰を床に下ろして、座って正座をします。(正座が出来ない場合、あぐらをかきます)
正座をして、股を開いた姿勢にして、「開いた両足」を赤ちゃんに近づけるようにします。
この姿勢のままで、お母さんの胸を赤ちゃんに近づけて、赤ちゃんとの「くっつく面積」(設置面積)を多くしてから、抱き上げるようにします。
抱き上げ方のうまい助産師さん看護師さんママさんをみて真似るけど、どうもうまくいかないというママさんを見ていると股を開かずに、抱き上げようとしているケースが多いのですね。
また、正座のママ抱き上げていると、腰にも負担がかかって腰痛にもなりやすくなってしまいます。
股を開くことで、お母さんも余計な力を使わず、楽に抱き上げることが出来るようになりますので、ぜひ試して見てくださいね!
ぜひ、股を十分開いてから、抱き上げる練習をしてみてくださいね。
驚くほど上手にできるようになりますよ!
ある程度の高さに赤ちゃんが寝転んでいる場合
ある程度の高さに赤ちゃんが寝転んでいる場合も、床に寝転んでいる状態と同じで、一番のポイントは・・・
股を開くです。
お母さんが立った状態や膝を少し曲げ、赤ちゃんを抱え上げようとするときに、膝と膝の間をできる限り開けて、股を開いた姿勢にして、赤ちゃんに近づくようにします。
その姿勢のままで、お母さんの胸を赤ちゃんに近づけて、赤ちゃんとの「くっつく面積」(設置面積)を多くしてから、抱き上げるようにします。
中腰の姿勢で、赤ちゃんを抱き上げる場合は、赤ちゃんとの設置面積を十分多くした上で、いざ腰に力を入れて持ち上げるときには、お母さんは首を後ろ(お母さんの背中側)に反らせるようにします。
オリンピック選手が床にあるバーベルを持ち上げるときに、頭を後ろに反らせているイメージ沸きますでしょうか?
なぜ?首を少し反らせるかというと、腰にかかる負担を減らすためです。
バーベル選手は腰を痛めないために、腰にバンドを巻いていますが、お母さんも同様に、もし赤ちゃんが重すぎて腰が痛すぎる場合は、赤ちゃんを持ち上げるときに、腰にバンドを巻いておくと、腰の負担は減ります。
「膝と膝を広げ」、「首を後ろに反らせて持ち上げる」この2つを覚えて練習してみると、腰もかなり楽になりますので、そのことでお母さんが、安心して持ち上げることができるようになり、その安心感が赤ちゃんにも伝わって、赤ちゃんも泣きにくくなります。
授乳後、赤ちゃんが泣きださない降ろし方 3つのコツ
授乳後、赤ちゃんが泣き出さないように降ろすのは、とっても大事ですが「3つのコツ」を押さえればうまくできるようになってくると思います。
とにかくゆっくり
赤ちゃんは、動きに敏感です。
自分の身を守るために、何か刺激があったときは、すぐ泣くようにできています。ということは、ゆっくり刺激が少ない方が、赤ちゃんは安心して泣かずに済みます。
赤ちゃんの身体が、お母さんの胸や腕から離れていく瞬間が一番赤ちゃんが泣いてしまうポイントですので、赤ちゃんを床に下ろして離れるまでに数分間〜10分以上(赤ちゃんによって変わります)添い寝をしないと、泣いてしまう子もたくさんいます。
とにかく離れるときはゆっくりゆっくりです。
タオルにくるんで接触面を多く
赤ちゃんは、接触している面積が多い方が安心します。
大人でも同じだと思いますが、裸で寝転んでいるより、暖かい布団にくるまって寝ている方が、安心すると思います。
同じく赤ちゃんも、たくさん接している方が安心します。
赤ちゃんを床やベビーベッドなどに下ろして、お母さんの胸や腕から離れるときは、すぐにタオルなどで代わりに触れるようにして、接触面積が増えるようにしてあげると、泣かずにそのまま寝てくれることにつながります。
密着&赤ちゃんの背骨をC字に
赤ちゃんを床やベビーベッドに、密着したまま下ろしてあげて、赤ちゃんの身体とお母さんの胸や腕から離れるとき、床やベビーベッドの形にも気をつけられると、赤ちゃんはスヤスヤと、ぐずることなく寝てくれやすくなります。
ポイントは、赤ちゃんの背骨がC字型になるように(大人で言う猫背の形)してあげることです。
そうすることで、赤ちゃんの血流が良くなって(酸素飽和度が増えて)、赤ちゃんが気持ちよく、身体にも良い状態で寝ることができます。
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